「福祉の手”で付加価値の高い高機能健康野菜を作り、障がい者の経済的自立を支援していく」
という理念のもと、ABM乳酸菌事業を活用し、就労継続支援B型事業所のうふくの利用者様と共に、植物由来ABM乳酸菌入りのベビーリーフ生産を進めております。
この乳酸菌入り高付加価値化することにより、ブランド野菜の生産を障がい者の方々の継続的就労につなげ、儲かる農業として、新規就労者の雇用、社会貢献、地域の活性化を目指しております。
ベビーリーフ生産においては、使用する土に乳酸菌ペーストを混ぜ、播種(種を4〜6粒)し、1~2cm程度覆土します。 後は、定期的に水をまき、25日程度で1回目の収穫です。その後、20日程度で2回目の収穫を終え、その土はふるいにかけ更に乳酸菌を投入して再利用します。
ベビーリーフは短期間での生産ですが、しっかり乳酸菌が入ることが立証されており、継続的な生産を行っております。
【植物性乳酸菌とは】
乳酸菌は植物系乳酸菌を採用しており、主に大豆や海藻から抽出した乳酸菌です。乳酸菌には動物性、植物系の2種類がありますが、弊社採用の植物性ABM乳酸菌は左記の4つの菌をバランスよく配合させ、農業・水産・畜産用に改良されたものを使用しています。動物性でも培養は可能ですが、菌そのものの形状が異なるため、野菜の根からの吸収は不可能なのです。
植物性でなおかつ、植物性の培地であること、これらの菌が細分化されていることが、野菜の中に入るためには必須となります。
また、海藻から抽出した乳酸菌ですので、耐塩性にも優れ陸上養殖の海産物にも全て使用できます。
耐塩性があるので、胃の中で死滅する動物性に対し、植物性は死滅しません。すべての菌が腸まで届き、腸内細菌、免疫細胞を活性化させる効果があります。